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ZOOMを活用した年始式を行いました。

本日、1月4日が当社での令和3年の仕事始めとなります。
例年は、会議室に集合しての年始式を行っておりましたが、今年はZOOMを活用し、密を避ける年始式を行いました。

以下に、当社社長の年始挨拶を掲載致します。

新年あけましておめでとうございます。
本日より、令和3年の仕事始めです。
昨年同様、皆様と一緒に、活気ある、充実した、そして実りある一年にしていきたいと考えていますので、本年も宜しくお願い致します。

昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症に大きく影響を受けた年でありました。
緊急事態宣言を受けての応急的なテレワークや、座席間隔を空けるための座席配置の変更、また大人数での対面会議や社内行事の中止など、私達の職場環境も大きく変化しました。
幸いにもコロナ感染症の事前に、働き方改革の流れがあったおかげで、サイボーズやZOOMのようなツールに加え、それらを活用しながらのテレワークが身近な存在であったために、大きな混乱を招くことなく事業を継続することができました。

コロナによるこの生活がいつまで続くのか検討がつきませんが、場所にとらわれずに働ける環境の構築を推進したいと考えています。
そのためには、テレワークの状況下でも、会社や上司が部署をマネジメントできる状態にすることや離れた場所でもコミュニケーションが成り立つ仕組みの構築等が必要です。昨年、技術部の一部の方に三階に移動していただきましたが、これは離れた場所でもマネジメントするための演習を兼ねているため、一つの部署を三階に移動させるのではなく、あえて各課から数名ずつ三階に移動していただいております。皆様方にはこの趣旨をご理解いただきまして仕事に支障のない範囲で、対面のコミュニケーションを最低限度に抑えて頂きますようお願い致します。

また昨年は、一昨年に続き、大規模な豪雨災害が発生し、皆様方には使命感を持って災害復旧にご尽力いただきました。

昨年末に閣議決定されました公共事業費をみてみますと、「防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策」が2020年度3次補正予算として振り替えられ、さらに2021年度の当初予算にも防災・減災、国土強靭化関連の事業に重点的に予算がつけられております。

このことは、頻発する自然災害の激甚化に対応するための対策を、国が本気で進めようとする現れであり、我々はそれに応えるために最前線で業務委託を受け「強さとしなやかさ」を備えた国土づくりに取り組まねばなりません。

防災減災に大型予算がつくその一方で、技術者の不足が深刻化しており、それに対する国の対策の一環として、技術者単価が8年連続で引き上げられたり、また公共工事の品質確保の促進に関する法律、いわゆる品確法に測量調査設計業が法律の対象であると明記される等して我々の仕事が、公共工事の品質確保を図るうえで極めて重要な役割であると認知されました。
皆様方には、この「公共工事における建設コンサルタント技術者の地位の向上」の意義や責任について考えていただき、そして公共工事に携わる一員であることを今まで以上に「誇り」に感じて頂きたいと思います。

その重要な役割を担うには、「ミスのない生産活動」に加え、「i-Constructionへの対応」や「総合評価落札方式等の入札制度への対応」、また「技術士など多くの資格の取得」等と非常に多くのことを要求されますが、プライドをもってこれらに挑戦し、「給与が良い・休暇がとれる・希望がもてる」の新3Kを是非 実現させましょう。

本年も、皆様、そして、その皆様を支えるご家族のご多幸とご健康を祈念して、年頭の挨拶とさせて頂きます。